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通知をどう訳す?
契約書の一般条項に、「当事者間の通知は○○により行うものとする。」といった条項があります。○○には、
“confirmed facsimile”(受領確認可能なファクシミリ)
“overnight mail”(翌日配達郵便)
“registered mail”(書留)
“registered airmail, postage prepaid”(料金前納の書留航空郵便)
“courier”(宅配便)
などが入るわけですが・・・。

“certified mail (return receipt requested)” という語句の訳に困ってしまいました。 “certified mail” には、「配達証明郵便」「書留配達便」「内容証明郵便」という訳があります。
さて、まずは日本の郵便制度のおさらいです。
「書留」とは、引き受けから配達までの郵便物等の送達過程を記録し、郵便物等が壊れたり届かなかった場合に、実損額を賠償するというもの。料金は、基本料金+420円(5万円までの場合)。
「簡易書留」は、郵便物等の引受けと配達(「引き受けから配達まで」ではない)を記録し、賠償額は5万円までの実損額。料金は、基本料金+350円。
「配達記録」は、郵便物等の引受けと配達を記録するが、賠償がない。料金は、基本料金+210円。
「配達証明」とは、一般書留とした郵便物等を配達したことを証明するサービスで、料金は、基本料金+書留料金+300円。
「内容証明」とは、○年○月○日に誰から誰あてに、どのような内容の文書が差し出されたかを差出人が作成した謄本によって日本郵便が証明するもの。料金は、基本料金+書留料金+420円。

本題に戻って、この場合の “certified mail” は、内容ではなく引受けや配達を証明するものでしょうから、(督促でもない当事者間の通知をいちいち内容証明するのは現実的でない気がします。)「配達記録」でも「簡易書留」でも「書留」でも構わないと思います。「書留」は一般的には “registered mail” だし、料金も高いので(関係ない?)、配達記録をお勧めしたいところです。でも、 “(return receipt requested)” がついていました。日本郵便の配達証明サービスを利用するのであれば、一般書留を選ぶしかありません。日本の郵便制度と整合性をとって訳すのであれば、正解は「配達証明付き書留郵便」ってとこでしょうか?もし、日本郵便のサービスを利用せずに、受領者自ら受領書を返送するのであれば、「配達記録(受領書の返送を要する)」でもいいのでしょうね~?

もうひとつ、 ”first class mail" というのもありました。そのまま訳せば「第1種郵便」ですが、日本の「第1種郵便」とは封書のこと。米・カナダでは手書きの書状とはがき・密封小包のこと。英では、我が国の速達に準ずる扱いを受けるものなそうです。英と米では、ずいぶん違ったものになってしまいます。
字面で訳さずに、内容を理解した上で、そして郵便制度を確認してから翻訳しなければ・・・。
【2008/01/22 05:19 】
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