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FOB factory
販売店契約書の付属の条件書に、
All shipments are F.O.B. factory ○○.
という文がありました。FOB Yokohamaならわかるけど、「○○工場FOB条件」って、何か変じゃないでしょうか?

FOB(Free On Board)とは、貿易の伝統的な取引条件の一つで、本船渡し条件などと訳されます。(実際は、貿易業界ではFOBで通用するので、そのままFOBを使用するようですが。)
インコタームズ(取引条件の解釈に関する国際規則)によれば、売主は、積み地の港で買主が指定した本船に積み込むまでの費用と危険を負担すれば良く、その先は、買主が費用(運賃、海上保険料、輸入関税、通関手数料等)と危険を負担します。
本船の手すりが危険負担の分岐点なので、本来、船舶のみにしか使用されないのですが、コンテナ輸送が主流になり、コンテナ輸送に適した新たな条件(輸送手段は船舶に限られず、また、危険は物品が運送人に引き渡されたときに移転するFCAなど)が作られても、長年の慣習で伝統型のFOBが依然として使用されているそうです。

さらに、アメリカでは、FOBが、工場渡しや店先渡しを意味することが多いとか。どういうことかというと、改正米国貿易定義にも”FOB”があって、これは6種類に分かれており、インコタームズとは必ずしも意味が同じではないのです(本船渡しの場合は、FOB Vesselといいます)。
だから、誤解を避けるために、FOBがインコタームズによるものか、改正米国貿易定義によるものかを明記する必要があるのでした。

なるほど~。
でも、この条件書の大元の契約書には、
「製品は、指定する施設に運送人渡し(FCA)で出荷する。運送人渡しおよびその他の貿易用語は、インコタームズの定義による。云々」と書いてあるんだけどなぁ・・・。
【2009/01/20 14:05 】
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