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掛け算
ライセンス契約で、サポート料を計算する箇所がありました。
Support rate times the license fees
TMの過去訳では、「サポート率にライセンス料を乗じる」
あれれれ?原文に忠実に訳しているように見えるけど、私の算数のレベルで判断しても、なんだか変。
A×Bは確かにA times Bと言いますが、timesは「・・・倍」という意味。timesを使用する場合は、掛ける数が先にくるのです。だからA倍のB。
でも日本語は、掛ける数はA×BのBの方。だからAのB倍。
まぁ、掛け算だから、掛けちゃえば答えは同じですけどね・・・。
【2010/04/21 06:25 】
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情報を流布する?
秘密保持契約で使用されるこんな表現
Company shall not disclose, disseminate, publish, or otherwise divulge Confidential Information
「秘密情報を開示、流布、公表、その他漏洩してはならない」と訳していました。他の方の訳したものを見てもだいたいはこんな感じです。
ところが、ネットで調べ物中に「情報流布する」とは言うけれど「情報流布する」とは言わない、という説明を見つけました。そう言われてみると、辞書でも「世に広まること、広く知れ渡ること」という説明はあっても「(人が)広めること」とは書いていません・・・。
「情報を流布させない」というのが正確な日本語なのでしょうね(訳文が簡潔でなくなりますけど・・・)。それとも「情報を流布する」も既に市民権を得てしまっているのでしょうか?

※補足 (2012.2.1)
薬事法に、次のような条文を見つけました。
「第六十六条 何人も、医薬品、医薬部外品、化粧品又は医療機器の名称、製造方法、効能、効果又は性能に関して、明示的であると暗示的であるとを問わず、虚偽又は誇大な記事を広告し、記述し、又は流布してはならない。」
ということは、「・・・を流布する」もありなのですね・・・。
【2010/04/19 05:21 】
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need to know basis
契約書の秘密保持条項でお目にかかる“need to know”は、たいてい「知る必要」と訳します。
そして、“on a need to know basis”は、「知る必要性に基づいて」などと訳していました。「知る必要がある人にしか知らせないで」、「知る必要のあることを基準として」などという訳もあるようですし、
to employees on a need to know basis
の場合には、basisにこだわらずに「知る必要のある従業員に」と訳す例もあるようです。

一般の文書では“need to know basis”を、「need to knowの原則」と、英文混じりで使用される例をよく見かけます。たいてい、
「need to knowの原則(訳注: 必要性のある人のみに情報を伝えるという原則)」
「need to know basis(必要に応じて必要な範囲の情報を利用する)」
というように括弧書きなどで日本語の補足説明付きですが。
防衛省の装備品等の調達に係る秘密保全対策ガイドラインでも、
『「need to know の原則」(「情報は知る必要がある者にのみ伝え、知る必要のない者には伝えない」という原則)の確実な履行』
という使い方をしています。

日本語では“need to know”のニュアンスを完全かつ簡潔に訳することができないから、そのまま英語で表現しているのでしょうね。でも、契約書では、「need to knowの原則に基づいて」というのはまだ一般的な表記ではないでしょうか・・・?
【2010/04/05 13:44 】
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