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1ドルを対価として?
契約書の前文の決まり文句に、次のようなものがあります。
NOW, THEREFORE, in consideration for the foregoing and the obligations hereunder, the parties agree as follows.
「よって、上記および本契約に定める義務を約因として、両当事者は以下のとおり合意する。」
Considerationとは「約因」とか「対価」という意味。

ある契約書で、
In consideration of one dollar,
という箇所がありました。
「1ドルを対価として?」そんな安いはずはないだろう、単位を間違っているのかしら、と思ったのですが、翻訳は原文に忠実でなければなりません。そのまま訳しました。
ところが、別の契約書でも「1ドルの対価」が出てきたのです。偶然の一致のはずはないから、意味があるに違いないと、調べてみると・・・。
英米法では、Considerationは単純契約の成立要件であり、Considerationがなければ、捺印契約を締結しない限り契約は成立しないため、無償の場合も、名目上1ドルを対価とするのだとのこと。
【2009/08/01 13:09 】
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