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裁判外紛争解決手続き(ADR)
契約書での紛争解決条項は、まずは両当事者の話し合いで解決するよう試み、それが不調に終わった場合には裁判外紛争解決手続きを利用する、という定めが多いようです。
裁判外紛争解決手続き(Alternative Dispute Resolution:ADR)とは、訴訟によらない紛争解決手続きを言い、以下があります。

あっせん:当事者同士での交渉で解決を図るために、あっせん人が間に入って当事者同士の話し合いを進めて解決を図る。
調停:紛争当事者の間に第三者が介入して紛争の解決を図る。主に法令(家事審判法、公害紛争処理法、労働関係調整法など)によって制度化されているものをいう。
仲裁:当事者の合意(仲裁合意)に基づき、第三者(仲裁人)の判断(仲裁判断)による紛争解決を行う。仲裁判断は裁判の判決と同じ効力があり、仲裁がなされたケースについて裁判を起こすことができない。

さて、英語では、
Mediation(調停、 介入):中立な第三者が紛争当事者の間に入って説得によって紛争の解決を図る。
Conciliation(調停):争訟的方法によらずに紛争を解決する。 調停者が解決案を示す場合にも、それは当事者を拘束するものではない。(ただし、Conciliationの中には、裁判手続きに付置されるものもある。)
Arbitration(仲裁):紛争を、当事者が選定し、その判断に服することを合意した第三者の裁定に委ねること。

先日依頼された契約書では、
If the dispute is not settled through an ADR proceeding, each Party may initiate an arbitration proceeding.
(ADR手続きによって紛争が解決されなかった場合には、仲裁手続きを開始することができる)
という文がありました。この場合には、ADRに仲裁は含まれないようです。英語と日本語の定義が完全に一致するわけでもないし、難しいですねぇ・・・。
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【2009/07/31 09:41 】
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損害
契約書に頻繁に登場するのが「損害賠償」の規定。
direct, indirect, incidental, special, consequential damagesなど、実に多くの損害が羅列され、何のことやら・・・と思いながら訳語を並べています。
日本の民法では、「通常損害」と「特別損害」という言い方しかないのに対して、英米法では、日本の「特別損害」に当たるものとして、「派生的損害」、「結果損害」、「間接損害」、「特別損害」など、様々な言い方をしています。
「間接損害」は、債務不履行によって検査、保管、輸送その他買主が支出したものを付随的損害(incidental damage)や間接損害(indirect damage)、契約当時に売主が予見しうべき特別の事情による損害を特別損害(special damage)や派生的損害(consequential damage)と呼んで区別するそうですが、いまいちよくわからない・・・。consequential damageを「間接損害」と訳している辞書もありますし・・・。 間接損害の典型として、「逸失利益」(loss of profit)や「契約機会の損失(loss of contract)」があります。 先日、”lost saving”を機械的に「貯蓄の損失」と訳したら、「コスト節減の機会喪失」と訂正されてしまいました。意味を考えて訳さないとダメですね・・・。
【2009/07/30 12:59 】
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翻訳経験3年目
ばたばたしているうちに、6月が終わり、今日からは7月。今年後半のスタートです。
そして、私が翻訳の初仕事をいただいたのが2年前の6月なので、翻訳者として3年目に突入です!
経験年数3年以上じゃないとトライアルも受けさせてもらえない翻訳会社も多いので、ようやく、トライアル受験資格もできたということですね~。

2年前は、「経験者じゃないとトライアルが受けられないなんて、絶対この世界に参入できないことになって、不合理っ」と思っていたけれど、2年前の自分のレベルと今のレベルとを比べてみると、翻訳会社が未経験者に依頼できない理由がよ~っくわかります。
2年前に、未経験の私に仕事をくれた翻訳会社さんに、ホント、感謝です。

そういえば、先月、登録してから2年近く音沙汰なしで忘れかけていた翻訳会社さんから、トライアル的な初仕事をいただきました。ここは、トライアルなしで書類だけでの登録だったので、2年たって十分経験を積んだだろうから、トライアルを受けさせたということなのかしらねぇ?
【2009/07/01 13:05 】
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